ぬいぐるみの話

ちょっと前、中古屋に行った時にふと思った。

 

「ぬいぐるみ多いなぁ……」

 

(以下マスコットも含めて『ぬいぐるみ』と記載)

手放す人にもいろんな事情があると思うんだけど、なんかちょっと寂しくなった。

「可愛いから」「好きだから」でお迎えされたのちにやむを得ない事情でお別れしたんだと思いたいけど、中には最初から転売目的で買われた子もいるのかな。

中古屋で売られている子たちはなんとなく寂しそうに見えた。連れて帰りたかった子もいたけどお金と置く場所の都合でそうもいかなくて諦めたんだよね。

なんかやるせない。

 

ちょっと話は逸れるけど。

お迎えするつもりがないのに売ってる新品のぬいぐるみにベタベタ触るのはどうなんだ……と思う。

もしそれで汚れちゃったらその子はどこにも行けずに廃棄されてしまうわけだし。

なんかなあ。

 

どっちも根っこは一緒なのかな?

もし責任を持って愛せないならお迎えすべきではないと私は思うよ。

初めてお迎えしたパンダのぬいぐるみをボロボロになって中の綿がヘタっても外側の生地が破れても毛が抜けてもずーっとその子を可愛がってたからか、余計そう思う。

ちなみにその子は私が10歳になる前に天寿を全うしたわけですが……。

 

大人になった私のところにもぬいぐるみが何体かいる。

シリーズもの(というかなんというか)なので全部集めたいけどお金や置く場所の問題もあって我慢してる。それに全員を等しく愛せる自信もないしね。

だから、これ以上お迎えするのはやめて、今いる子たちをめいっぱい愛していきたいと思ってるよ。

 

……でもお迎えしたい気持ちはある……悩ましい(苦笑)